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亜細亜 No.1 ⇔ 伍佰



此の2月の下旬から約1ヶ月程、台湾で2箇所同時開催の個展をするのだが、『龍(ドラゴン)』を主たるテーマとしたもので、例によってかなり複雑なデジタル処理をした私の写真を、キヤノンの協力によりインクジェットプリントで120号、100号、80号というかなり大きなサイズのキャンバス・プリントを展示する。
台湾に於ける私の知名度は皆無に等しく、其の為のパブリシティとして、台湾でいろいろと協力を願っているところの差配により台湾のスーパースター伍佰氏の撮影をしてきた。彼は云うなれば台湾の矢沢永吉とも評され、亜細亜一円で絶大な人気を誇っている。撮影では非常に協力的に、初対面ながら諸々のポージングにも昨日今日ではない存在感を示してくれた。
伍佰氏の写真はもとより、台湾側からテレサ・テンさんの写真が無いかと云われ、1985年に彼女を撮った写真を何枚か、と同時に台湾に縁の深い民主党国会議員蓮舫さんも先に撮影をし、その三者を会場に本題の『龍』とは別に展示することになっている。
現地台湾に行って認識したことだが、テレサ・テンさんの人気、神格化は只ならぬものがあって、其れは今でも変わる事無い知名度である。今回の伍佰氏のテレサにも勝るとも劣らぬ現役のスーパースターとしての人気が、こんな近い国なのに日本であまり知られていない事に情報と云うものの質を考えざるを得なかった。韓流エンターテインメントは数々入って来ているが、台湾・中国・東南アジア、遠くはインドのエンターテインメントもいずれ何らかの形で日本にも入ってくる時代が来るのではないか。
どこかこれまた日本の鎖国意識を思わざるを得なかった・・・。

“亜細亜 No.1 ⇔ 伍佰” への1件のコメント

  1. 松野 真紀 より:

    こんにちは。初めてコメントします。
    私は伍佰のファンで、伍佰のツイートで加納さんの台湾での個展を知りました。
    今のところ、台湾への旅行の予定は無く、個展に行けないのがとても残念です。
    是非、個展の様子をホームページやブログで紹介してください。
    そして、できれば東京でも同じ内容で個展を開催してほしいと思います。

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