椎根和 写真展
50年来の友人で、最初は彼がパンチの編集部に居たころ、宇野亜喜良さんの奥さん マリ さんがやっていた、マリーズショップ と云う名のサイケデリックの始まりの頃の一風変わったスナックで、何となく飲み仲間になり、よく会っていた。有る時彼がパンチでヌードを撮らないか?と云うのに、私はパンチなんて世に害毒を流す雑誌じゃないか、やらないとか言ってたが、椎根は根気良く誘ってくれた。そうやって何本か撮影したヌード写真が新しかったのか、売れたらしいし、目立っていた。以後石川次郎、西木正明と後に活躍している、ガッツある若手とも数多なヌード作品を撮り、石川次郎とパンチが当時の雑誌で初めてNEW YORK 特集をやる事になり、草間彌生さんのパフォーマンスを撮り、FUCK と云う個展を銀座でやり、数多の取材に警視庁が3枚下ろせとか外人客が新人の写真展に溢れて、私はオープ二ングの次の日には、有名人になっていた。以後TV.ラジオ.小説.映画.等々数多なジャンルから声が掛かり、流転の世界が始まった!その最初の切っ掛けを作ってくれた椎根さんが写真展を西麻布の ギャラリー イーエム てやっている。写真は日本人が最初に神を意識した時、盤座を作った。その対馬の島に日本最古、最良、最多のパワースポットが集合している、とかを撮影したものだ。