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WINDSCAPE MINDSCAPE ⇒ 上條喬久グラフィック展



印刷会社としては知られた光村印刷株式会社が品川区大崎の山手通りにあるが、通りに面した1FにMITSUMURA GRAPHIC GALLERY⇒MGGをオープンするに当たり亀倉雄策、田中一光、山城隆一、早川良雄さん以降の有力グラフィックデザイナーとして知られる・上條喬久・さんの個展が開かれ、彼に取っては始めてかと思うがデジタル・テクニックを使った作品が、三菱製紙の紙に光村印刷によって製作されていた上條新境地としての世界が展開されていた。

昔・日宣美展・と云うグラフィックデザイン界の文学で言えば芥川.直木賞に当たる程権威を持っていた団体があったが、1968年に其のグランプリ・日宣美賞・を作品「マッチ」で受賞している、マッチ箱をB全紙いっぱいにアップしたイラストで迫力と意外性と何か見る者を考えさせる作品だった。

上條さんデジテクは写真家として私は可成りの領域にあるけど、ジャンル等この時代に意識していてはろくなものは発想出来ないと考えます、グラフィックは祖であり基とはしても楽に自由に感覚追跡をして下さいデジテクは可成り深く面白くやり甲斐があるよ。
写真・右側から三菱製紙社長.鈴木邦夫さん光村印刷社長.二瓶春樹さんに上條喬久さん。

そう云えば私も上條さんの「マッチ」の前年に長友啓介さんとの共作「ジャンセン」で日宣美賞を貰った事があったな。 半世紀近くも昔か・・・。

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