“Goze” exhibition opening at Zen Foto Gallery
六本木のZen Foto Galleryで写真家・橋本照嵩・さんの個展のレセプションに行って来た。
40年程前になるかな撮り下ろし写真集にした・瞽女・が再び世に出て来た。
若い人で瞽女なる世界を知る人は少ないと思えるが長くなるから各自検索されたらよい、文献には室町時代までに遡るが旅する女性の盲人芸能者で今は途絶えて永い、歌手の宇多田ヒカルさんの祖母が瞽女であったとある。
Zen Gallery のキュレーターMark Pearson さんはイギリス人で日本の写真を海外に紹介している人で目の付け所が良い、下手すれば時代の中に埋没してしまいそうな作品に眼を付ける、瞽女は文献としての記録としても貴重で橋本さんの眼を通した写真は良いですよ。
Markさん曰くパリからも打診があるようで、Markさん是非橋本さんを世界に連れてって下さい。橋本さんは写真家.沢渡朔.さんとも同級生とのことで現在は出身が東北で、震災にあった人々の写真を何度か通いつつ撮っているとのことで、殊更誇張し狙い写した写真とは一線を画した橋本視線に見習うこと多々である。
写真は左から当日橋本さんとトーク・イヴェントのゲストをされていた写真家・北井一夫さんに写真家・橋本要さんに橋本照嵩さん、桜は満開なれど花冷えのする六本木は随分の人手であった。