13年間の大作
私の後ろに控えめにと云うか隠れ気味の美女は、「アーヴィング・ペンと三宅一生」展を文字通り13年余を掛けての大仕事を制作演出した、三宅デザイン事務所社長・北村みどり・さんで会場で明るく元気に立ち回られていた。
会場に彼女のメッセージが書かれていたが、毎年彼女が一生のデザインした新作をNYのペンのスタジオに運び撮影をしたとある、一生のアーティスティックデザインをペンが見事なファッション写真に撮り込んで行くのを、目の当たりにしながら、当たり前とは云え感嘆しきりと云う日々だったとあった。
13年の希有なるアーティス2人のコラボレーションを、作り続ける実に何処にも誰にでも出来る仕事では無い、文化的にも実に意味ある充実した仕事で、一生とペンは元よりだが北村女史に賛辞と労いを送りたい。