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バレンタイン・ライブ⇒マリーン



少し早めのバレンタインライブに行って来た、マリーンをこの前聴いたのも六本木のSTB139だった。
殆どの曲は聴いた憶えのあるものだったが、当たり前だが流石と云うか只ならぬキャリアというか、マリーンを生で聴くとどういう世界に持って行かれるか、承知はしていても・中々だわい・と云わざるを得ず、ヤッパリ来て良かったとなる、この前の六本木より、あれだけ安定した歌唱力なのに何故か今回の方が良かった、マリーンマニアには此の安定したスタンダードジャズないしフュージョンを主にした歌唱力界が嬉しいのだろうけど、典天界から聴く癖のある私からすると、欲張りな話あの歌唱力を全く違ったアプローチと云うかチャレンジした世界を聴いてみたいと、ライブを聴きながら思わずにはいられなかった。
私の世界も含め凡そアートに関わる人間として、最も必要なのは安定より止まる事のない自己チャレンジに他ならず、其の危険の海を泳ぐ飽く事のない勇気が有るかと云う事で、目先の帰巣本能の繰り返しでは一度しかない人生が勿体無いと云うもので、矢張り固有に一度しか生まれない自分を、生きてる間に使い切らないと、人生死ぬ間際に走馬灯とやらが廻ると云う、要は廻ってからでは如何ともし難いと云う事です。
各々方、努々おかしなアイデンティティごっことか自分探しとかの玩具ごっこしてないで、己を己の戦地の先端に位置する事を意識しようではないですか、周り等貴方にとって単なる景色と思われよ、心の青年達よ突出せよ。
写真は私とマリーンにSONYの杉田君です。

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