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武藤敬司 IN 台湾



来年春に台北の2ヶ所で個展が予定されていて、其の打ち合わせに行って来た。
台北中心街の賑わいは結構なもので、101ビルと云ったかな松山飛行場からも見えるランドマークになっているタワービルの辺りは、歩く人達の明るい顔を始め輝く空気感が繁栄温度を現し肌身に感じる、日本は一体全体何を眠りこけているのかとジレンマを覚えてならない。
自閉し閉じこもる日本社会に暮らす人々は、人の営みと云うのをどう考えて日々を送っているのか、今更現政治家及び経済人の人材不足を嘆いて阿呆なメディアに小洗脳されていては、永遠に続くぜ此の酸素不足は・・・ずうっと考えているが何故なんだろうな、其の因をビジネスレベルのデータとかコンサル的なリスクヘッジ論では何も答えは出ない訳で価値観とか諸々ある常識など徹頭徹尾無視するのだよ・・・とにかくキンタマの座った視野鳥瞰力を持った男がいない。
ま、だからと云う訳では無いが台北の國立台湾大学體育館主球場で全日本 V.S新日本プロレスの対抗戦をやっていて、写真左のキュレーター長澤氏がレスラー武藤敬司ファンだったりで見に行った・・初めて最前席で見るプロレスは矢張り結構なものだった、予々私はボクシングの相手に対する殺意には精神性を感じ好きだが、プロレスは何れにしろ予定調和なのではと想像していた訳で・・・でも肉の殺ダンスは中々で2時間と云うもの初めての感覚に捉えられた。
レスラー・武藤敬司・が花道にスモークが噴出するなか・バン・と登場すると会場の空気が一瞬にして彼に集中した、なんだコレは、ちょっとした見物であった。
試合が終わり控えに訪ね記念写真とかで真近にしたレスラーの・色と肉・は特別と云っていい存在力もって屹立していた、優しく対してくれる人柄に妙なコントラストを覚え長澤氏がアートと云う感性領域の仕事にいながら武藤敬司のファンと云うのに、そうか・・とか思ったりして、ものごと感じるのも意識するのも認識するのも一面的では駄目だなと・・・。
皆も一度プロレス見たら、此の時代自分と遠い人なりプロセスなりを経験するのは、有りですぞ!

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