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台湾・台北 個展 ⇒《神威龍》→ 2月23日



 今年最初の大仕事が台湾である。数年来続けている写真を超えて次なるアートへの道?我が写真を高度にデジタル処理をし、キヤノンによるインクジェットでキャンバスにプリントし、アクリル絵具で加筆するという手法の展開を、台北の個展では2箇所で同時開催する。一つは街場のギャラリー (TIVACギャラリー)、もう一つは新光三越百貨店である。
民主党参議院議員 蓮舫氏とは、彼女のタレント時代に私も何度か番組を一緒したことがあるのだが、彼女は周知のことだが台湾との関係が深い人で、台北個展において諸々進行の中で協力を頂く事になり、其の過程で彼女の写真も個展に展示してはというアイデアがあり撮影することになった。
 
 蓮舫氏を撮影するというのは初めてだと思うが、番組やパーティで何度か会って、其の毅然とした屹立度は受け取っていたが、今回スタジオでカメラの前に立つ彼女は、やはり結構なものだった。モデルやタレントという域では既になく、かといって政治家然というわけでもなく、はたまた一女性という感じでもなく、一人の領域を築いている人間としての実存がまざまざと感じられた。撮影自体は彼女のメリハリの利いたノリでどんどん進行し、写されるということを当然ながらプロ顔負けの理解度で、あっという間に終わった。
 
此の写真は、台北個展で私なりの手法で作品化するが、その他にも、これも台湾側の案として生まれたことだが、テレサ・テンの写真(今年はテレサ・テン生誕60周年)と尚且つ今月末に台湾で撮影するのだが、台湾及び中国、東南アジアで著名なロックシンガー伍佰(WU BAI)氏→日本で例えるならば矢沢永吉で、SMAPのような人気者、の作品を展示する予定だ。
 皆さん、加納典明、世界への歩きを始めますので、其の未来を見続けて下さい。 乞うご期待だぜ!

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