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明日はどの国也や!
2011/01/17 03:56 PM
明日はどの国也や!
チュニジアのベンアリ政権が崩壊した。
毎日新聞によると、表向き(チュニジアは優等生)と海外からは評価されていたのだが治安当局の統制は厳しく、現実はベンアリ大統領と其の一族による独裁的強権体制で、失業中の若者が焼身自殺を図り、其れを期にデモが広がり一週間と云うアッと云う間に23年間の強権政治は崩壊した。
政変の後が是又暫くは大変だろうが今回の素早い政変に嘗て無い特徴がある、其れはITによるネット社会が齎したと云う事だ。
其の政変の後押しをしたのはウィキリークスが米外交公電が[警察国家]と指摘し、フェイスブックが衝突を報じ誰かがツィッターで(内務省に集まれ)と打ち、デモ情報はアッと云う間に広がり、ユーチューブがデモの市民と警察の衝突シーンの流血を流し決定的な役割を果たしている。
政権は揺るがないと見られていたチュニジアの政変の有り様は近隣のモロッコ・リビア・アルジェリアを始めエジプトやアラブ諸国はもとよりミャンマー・北朝鮮・中国・ロシア・等政権批判を押さえつけている強権体制国家は世界を巡る情報の怖さに震撼していることだろう。
話しは変わるがこの間、バーでイタ飯の後のグラッパとエスプレッソをやっていたら隣の見知らぬ青年との取り留めの無い話しから、金融関係の人らしいが、ロシアのプーチンが幾ら資産持ってると思いますと聞いて来た、皆目見当付かず、考えたこと無いよ、と答えた。
一兆円は下らない、と云う事らしい。
どんな国にしろ正規な法律内の報酬とすれば確かに一兆円は有り得ない、ロシアには他にも15人以上其れ位の資産を持つ者が居るとのこと。
単に資産の大きさと云う事で言えば米や欧州アラブにはもっと凄い額の資産家は数多いるだろうが、要は如何なる立場で如何なる方法で資産したかである。
基本的に人間なる者は其の殆どがベンアリの様な立場に付くと独裁強権政治になり一族の利に走り、過去に何れだけの国が其の轍を踏んで来たことか。
政権批判を弾圧し表現の自由を民から奪いチェニジアの様に一見経済も悪くないのに国民の自由えの渇望は長期の言論統制にマグマのようにボディブローのように溜まり続け一青年の焼身を切っ掛けにウェブサイトの閲覧制限や検閲が敷かれていても情報はネットを通じ国内外に流れ、ネットと云う情報の力と質を知らしめた、しかし是はあくまでも全てが了と云う訳ではなく、事毎のタイミングと情報の使い方と理解の仕方にもよる訳で、矢張り最終的な判断力が質が問われる。
中国にしてもあの天安門事件の時に今日の様なネット社会がバックに有ったとしたら国体は違った方向に向かったかも知れない、今だことあるごとにネットを真っ黒にしてしまう大国が世界に存在するのだ、13億が生活に目覚め其れ也の贅沢に目覚め、次は何に意識として目覚めて行くのだろう。
ロシアにしてもチェチェンを主に考えられない様な事がある。
ジャーナリストが次々に暗殺され情報先の取材源の人達が暗殺に拉致そして行方不明と法律って有るのと言えて
、丸で国民にこれ見よがしの見せしめの如く無法がまかり通っている。
其れと是とでは話しに大小に過ぎるかも知れないが、昨今の此の国の検察の在り方は、本質として前者達と変わらいものが無いか翌々考えてみるといい。
日本人には政治は無理
2011/01/12 02:56 AM
日本人には政治は無理
昔、本当に昔な事で50年余になるか、私の父は明治43年生まれで彼の青年期には心或る者誰もが一通りはマルキシズムに影響された時代と云えて父も可成りの傾倒に寄る行動もしたと後年私の思春期に夜な夜な語って聞かせてくれた。
其の語った事の1つに忘れないのがある《最近の新聞には思想が無い》と。
社会学者の芦沢一也さんが毎日新聞で今の民主党による為政の幼さに付いて新聞が果たすべき事を提案していた。
部分を引用すると(長い間、日本の政治に於いては官僚が専門知識を独占して来た。なんであれ独占は腐敗を招く。
残念ながら、シンクタンクが日本に根づく気配は全くない。となると、実現可能なプロジェクトとして考えられるのは、新聞が学者・専門家と協同して、官僚の情報・知識と競合ができ、政治理念を鍛え上げて行くような《知の公共空間》をつくり出すことである。)民主党のこれほど迄の無惨な失敗の因は。[理念]と[専門知識]の双方を欠いていたため。つまり、民主党のうたった政治主導と脱官僚は一向に姿を現さないのは、理念が無ければ政治主導は成り立たず、専門知識が無ければ脱官僚は不可能で、専門知識の裏付けのない理念は絵に描いた餅でしかない。
と云う事を判断した上で新聞に注文をされている。
以前、民主党の為政をアマチュア集団の政治ごっこと書いたことが有るが、私の捨て台詞と違い、芦沢さん流石にピントが合っている。
今の一億三千総閉塞の民として、今更新聞を始め御用記者の群れるジャーナリズムやマスコミが人倫に悖るような、ビジネスいや拝金主義根性どっぷり族では、なにおか言わんやであって、紙からITえと自らが作り続ける進化?に付いて行くのがやっとと云うとこでないのかな。
其れでも親父が言ったことが半世紀超えても私の中で記憶から消えなかった事と現実の交差が、其れこそ思想と其れによる言葉と云う事を考えされる。
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